立ち位置がわからない人々|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー

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歩きスマホの影響で、前を見ないで歩いている人、道の真ん中に立ち止まって画面を見ている人
など、迷惑だったり危険だったりする人々が、街中に溢れる時代になりました。
文字通り、自分の「立ち位置」がわかっていないわけですね。

こういう行動習慣が、人間の生態に影響を及ぼすということはないのでしょうか?
つまり、歩きスマホを日常的に行っている人は、「人間関係」のなかでも自分の立ち位置がわからなく
なって、コミュニケーション不全になっちゃうんじゃないか…と心配するわけです。

いや、待てよ!?
元々人との関係性の中で周囲への配慮が苦手で、コミュニケーション下手な人ほどスマホ依存だから、
それで歩きスマホを頻繁にしてしまうということなのかも…。

「自分の立ち位置の確認」というのは、理屈ではなく、自分がどこに立っているかがわからないと
居心地が悪いという「感覚」の側面も大きい気がします。
スーパーの通路で邪魔になっていても、平気でおしゃべりに興じることができる人は、たぶん「邪魔に
なっていること」がわかっていないか、わかっていても周りの視線が気にならないでいられるかの
どちらかなのかもしれません。でも、往々にしてご年配のかたの方がその傾向が強いですよね。

ということは、歩きスマホの若者とスーパーの通路で邪魔になりながらおしゃべりするおばちゃんは、
ともに「立ち位置がわからない人」という点では同じ属性の人
ということがいえますよね。