お一人さまこそ「標準世帯」|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー

かつて「夫婦と子供2人」からなる世帯が「標準世帯」とされ、行政も企業もこれを基本に政策立案し、
マーケティングを推進してきました。
ところが現在、
この「従来型標準世帯」は大きく減少し、全世帯における構成比は28%。2030年には
22%にまで減少する見通しだといわれています。

これに対し「単身世帯」は31%。2030年には37%に達する見通しで、社会保障もマーケティングも
「お一人様」で考えていかなくてはならない時代になっています。特に社会保障に関しては、「世帯」と
いう考え方が馴染まなくなっているのではないでしょうか。

周りを見回しても、シングルの友人は山ほどいますし、子供なし世帯もフツーにゴロゴロしてますよね。
斯く言うウチも夫婦二人だけの世帯で、将来はどちらかがシングルになることは決まっているわけです。

また近年の少子化の中では、子供がいたとしても、将来親の面倒をどこまでみることができるか、これも
かなり疑問なところでもあります。

そういう中で、年金や介護を「従来型の世帯」で考えようとすることは、すでに相当無理があります。

実はシングルの友人が、最近話題の「老後破綻」を心配していて、それをSNSに書き込んでいました。
しかし、これからの超高齢社会において、この問題は実は相当数の人にとって他人事ではないといえる
のでは
ないでしょうか。

さて、解決の糸口をどこに見出すか・・・世界でどこの国も経験したことのない現実に立ち向かうには、
まずは自分ゴトとして捉えると共に、これからが正念場!と腹を括らなきゃならないのでしょうね。