リスク回避型社会|定性調査のことならRINGOにお任せください|定性調査・マーケティングリサーチ・インタビュー

お盆休みも本日までという方も多いことでしょう。
リサーチ業界も、お盆時期は多くの事業会社さんがお休みになることが多いので、ゆったりな1週間です。
明日からまた、チャージしたエネルギーをしっかり仕事に活かさなきゃ!・・・ですね。

この1週間、やはり街は空いてましたね。特に今日は道も電車もスーパーも空いてました。日本人はとても
勤勉といわれますが、今日までお休みだとしても、ギリギリ夜まで遊んでくる人は少ないですよね。早めに
帰宅して、明日からの仕事に備えるという真面目な人がほとんどだと思います。

この「備えあれば憂いなし」の精神は、特に日本人に顕著だと思われます。突き詰めて考えると、「リスク
回避」の傾向が強いということ。保険契約数が世界でも有数だったり、貯蓄をなかなか使おうとしないのも
常に先回りして「何かあった時に備える」または「何かないように備える」性分なのだと思われます。

旅行にしても、大荷物で出かける人を見かけますよね。車で出かける時も、家族の日常をそのまま旅行先に
持っていきたいから、すごい荷物になる。(汗) 旅行なんて2~3日の非日常で、「普段と違う」ことを楽しめば
よいのに、「普段と同じように」すごしたいという意識が強いと、あれもこれも持っていきたがることになります。
つまりイレギュラーに弱いというか、ハプニングを怖がるというか・・・。よく枕が替わると眠れないなんていうのも
いつもと違うことがストレスになってしまうのでしょうね。

この「リスク回避」の傾向は、小さな子供達にも顕著なようで、普通は何でもやりたがる学齢の子が、最初から
チャレンジを放棄するという状況があちこちの幼稚園、保育園でみられるそうです。

では、なぜこんな子供らしくない子供がたくさん出現しているのか・・・。明日に続く(笑)